日焼け止めは室内でも使った方が良い【自宅向け】紫外線対策も紹介
はじめに
生活の中で紫外線を意識するのは、外に出るときがほとんどでしょう。 しかし、室内にいても実は紫外線が肌に影響を与えている可能性があることをご存知でしょうか？
特に日差しが強い日に窓際に座ったり、長時間デスクワークをしていると、室内にいても紫外線を浴びていることになります。
この記事では、室内でも日焼け止めを使った方が良い理由や自宅でできる紫外線対策についてご紹介します。
紫外線は室内にいても浴びている
紫外線には「紫外線A波（UVA）」「紫外線B波（UVB）」「紫外線C波（UVC）」の3種類があります。UVBは日焼けや肌の損傷を引き起こす原因になりますが、UVAは長時間浴びることで肌の深層にダメージを与え、しわやシミの原因となります。
なお、UVCはオゾン層に吸収されるので地表までは届きません。
ここで注目すべきは、「紫外線A波（UVA）」は窓ガラスを通過するという点です。そのため、室内でも窓から入る紫外線によって、肌にダメージを与える可能性があります。
日差しが強い時間帯に窓際にいたりバルコニーで洗濯物を干している時など、知らず知らずのうちに紫外線を浴びてしまっているのです。
室内での日焼け止めの必要性
外に出ていないからと言って、紫外線から完全に守られているわけではありません。室内にいても紫外線は肌に影響を与えるため、日焼け止めを使用することは有効です。
室内でも日焼け止めを使った方が良い理由
紫外線を長時間浴びる場合があるため
室内でも窓を通して紫外線が入ってきます。特にリビングに居たり、デスクワークをしていると部屋の窓から入る日差しを、無意識のうちに長時間浴びていることがあります。
室内でも日焼け止めを使うことで、紫外線の影響から肌を守ることに繋がります。
UVAの影響を減らすため
紫外線A波（UVA）は、肌に蓄積的なダメージを与え、しわやたるみを引き起こす原因になります。そのため室内でも、顔や手などの露出部分には日焼け止めを使用することは大切です。
室内でおすすめの日焼け止めとは？
室内で使用する日焼け止めは、SPFが低めでも問題ありません。室内の紫外線は外のように強くはありませんが、それでも毎日の積み重ねで肌にダメージを与えます。
日焼け止めを選ぶ際は、PA値（UVAカット）にも注目しましょう。PA++以上のものを選ぶと、紫外線A波からしっかり守ってくれます。
また、家の中で使う場合には次のようなものもおすすめです。
肌に優しいもの
室内では長時間使用することもあるため、肌への負担が少ないものを選ぶと良いでしょう。
紫外線吸収剤が使われている日焼け止めは、肌に刺激を与える場合があるため「ノンケミカル（紫外線吸収剤不使用）」の日焼け止めがおすすめです。
ノンケミカルの日焼け止めは紫外線散乱剤を使って、紫外線を反射させるタイプなので敏感肌の人にも使いやすいタイプです。
こまめに塗りやすいもの
日焼け止めはこまめな再塗布が効果的です。2〜3時間ごとに塗り直すことで、より効果的に紫外線から肌を守れます。
また、軽いテクスチャーでべたつかないものだとストレスなく使用することができます。
肌に優しいおすすめの日焼け止め
ウルンラップ UVクリーム SPF28 PA+++
紫外線散乱剤を採用し肌への負担が少ない日焼け止めクリーム
| 楽天レビュー | |
| おすすめ ポイント |
環境や肌に優しい |
| 特徴 | 紫外線吸収剤不使用 |
敏感肌の方や子どもにも使える肌に優しい日焼け止め。ベタつかないので少量でも全身に使いやすく、顔にも使えて化粧下地にもなります。レモングラスとラベンダーの香りで癒しと虫対策としてもおすすめです。
自宅向けの紫外線対策５選
自宅にいる時の紫外線対策として、日焼け止めを塗る以外に窓から入る紫外線をカットすることも非常に効果的です。室内での紫外線対策として、以下のような方法があります。
- 窓にUVカットフィルムを貼る
- UVカットカーテンやブラインドを使う
- 観葉植物を置く
- 紫外線が強い時間帯を知っておく
①窓にUVカットフィルムを貼る
窓ガラスに紫外線をカットするUVカットフィルムを貼ることで、室内に入る紫外線の量を大幅に減らすことができます。
滞在時間が長い場所やリビングの大きな窓にUVカットフィルムを貼ることで、紫外線を最小限に抑えることができます。
②UVカットカーテンやブラインドを使う
UVカット効果があるカーテンやブラインドを使用することも有効です。紫外線をブロックする素材で作られているため、特に日差しが強い時間帯にはより高い効果を発揮します。
③観葉植物を置く
葉が大きい植物や葉が密集しているものは窓から入る光を物理的に遮る遮蔽効果があります。窓から入る光の量を減らしたり、反射・散乱させることがあるため紫外線を多少は軽減することができます。
代表的な観葉植物には以下のようなものがあります。
- フィカス（ガジュマルなど）
- サンスベリア
- ポトス
- アイビー
- モンステラ
ただし窓から入る紫外線の量を完全に防ぐわけではないので、窓にはUVカットフィルムを貼ったり、UVカットカーテンを使うなどの対策と組み合わせることが重要です。
④紫外線が強い時間帯を知っておく
紫外線は、午前10時～午後2時頃が最も強くなります。この時間帯は太陽が高い位置にあり、紫外線（UVAおよびUVB）が強く地表に届くため注意が必要です。
また、紫外線の強さは季節によっても大きく変わってきます。夏は紫外線が一年で最も強く、6月～8月にかけて非常に強くなります。
一方、冬は紫外線の強さが若干弱まりますが、紫外線自体は存在しますので冬でも紫外線対策をすることは大切です。
まとめ
室内でも紫外線の影響はあります。窓から入る紫外線A波（UVA）により、室内にいても肌にダメージを与えることがあるため、日焼け止めを塗ることは大切です。
特に日差しの強い時間帯には、UVカットフィルムやUVカットカーテンを活用して、紫外線から肌を守りましょう。
さらに家の中でも日焼け止めを適度に使い紫外線対策をすることで、健康的な肌を保つことができます。
